なべっちチャンネル blog

2020年8月よりRCカーの世界へ

日曜練習(12/26)ボールデフの新しいアイデア

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12月26日のRCカー練習。

朝から強風が吹き荒れる中、練習してきました。いつも一緒に走って頂いている常連さん達は、強風による寒さで帰ってしまい。週末にも関わらずソロ練習となってしまいました。

話は飛びますが、前回の平日練習をしながらデフの事を考えていました。機構だったり作動だったり作動制限だったり・・・デフの役割は様々だと思うのですが、メリットを取る為に性能低下に目を瞑っている部分もあり、動作の理想と現実について考えていました。

多少デメリットを承知でも、メリットの方が大きければそれは性能向上と言っていいわけで、それはそれで一つの正解である訳なのですが、デメリットになる部分がある以上そのデメリットをなるべく最小限に抑えたいわけです。

そのために、組み方や使う部品にこだわるわけです。

しかし、タミグラに出場するという事は使える道具に制限がありますので、その中でできるアイデアにどうやってたどり着くか?気づくか?が武器になるのだと理解しています。

前置きが長くなりました。(前置きなので詳しいことには触れていません)

そんな時に思いついた少し工夫をしたボールデフ。ネットで調べてみると、他にも実践されている方が居たのでそちらの動画をご紹介します。

最強ボールデフを製作する動画。 - YouTube

カーリーRCチャンネルさんのYoutubeチャンネルです。

内容は、ボールデフのベアリングをメタルに交換して、従来ベアリングが挿入されている箇所にもLSD効果を発生させて、LSD効果を高めるという内容です。

これは僕が思いついた方法にとても似ていて、「やはり同じような事を考える方もいらっしゃるんだ」という事にワクワクしました。実際は全く同じではないのですが、内容としてはほぼ一緒です。

ベアリングをメタルに交換するのも効果があると思いますし、850ベアリングの中にボールデフグリスを挿入するのも効果があると想像します。これらの方法はLSD効果の調整として使えるんじゃないか?と考えたわけです。

そして今回実際にそれらの仕様を変えたボールデフを作って来たのでその検証をしました。幸いなことに僕は今TB04アルミボールデフを3個所有していましたので、それぞれ調整を加えたボールデフを試し、どれが良さそうか?という検証を行う事ができました。

前回感触の良かった5000番のギアデフをベースに、その違いを試します。

説明書通りに組んだボールデフと5000番のボールデフは前回に検証した通り、5000番では若干リアグリップがナーバスで、ベストタイムは出しやすいがアベレージをまとめるのがボールデフに比べて難しいという結果でした。反対にボールデフは、しっかりした安定感とグリップ感があるものの、加速や出足が若干プアに感じ接戦状態で勝負がかけづらいが、安定したラップが刻みやすいというメリットがありました。

そして今回試したボールデフの中で、「これは!」と思うボールデフがありました。

それは、850ベアリングをメタルに交換したボールデフ。基本はカーリーRCチャンネルさんでご紹介されているのと同じですが、少しだけアレンジしました。文章で説明するのが難しいので今回は割愛しますが、また機会があれば動画等々で紹介したいと思います。(需要があれば・・・)

感触としては、5000番のギアデフと規定通りに組んだボールデフの丁度中間という感じで、痒い所に手が届く丁度いい塩梅でした。僕個人的には、これに勝るデフはなかなか無いのでは?と感じました。

加速感やアクセルONへの反応が向上し、かつ4輪のグリップが安定しており、アクセルオフ時のフリーな回転(転がり)感だったり、コーナー進入時のコンロロール性など、全てにおいて満足のいく結果となりました。

そんなわけで、今回は風速7m~10mという予報の中、頑張ってテストと練習をしてきました。というご報告でした。

TA08にも使えると思うので、今度試したいと思います。