29日のタミヤサーキット動画をワタルTVさんがUPしてくださいました。
ワタルTVさんのチャンネルで先日のタミヤサーキットの動画がアップされました。私も動画内で取り上げて頂いたのでご紹介させて頂きます。
動画を撮影していることを知らなかったので、完全オフモードの僕が写っていますが、普段は至って普通のおじさんですw
タムテックギアをお借りして走らせたり、様々お話をさせて頂きました。ワタルさんが動画内でも言っていましたが、初めましての感じが全くなく、終始仲良くしていただきました。
僕のワタルさんに対する印象は、若いのに色々な知識が豊富で質問に対しての説明がとても上手な方でした。走行の方も何度か一緒の時間帯に追走させて頂きましたが、RC操作の腕も素晴らしかったです。
動画内では僕も同じくらいのペースで走っていますが、内容としては2段階くらいは僕より上手だと感じました。そう感じた理由としてワタルさんはマシンの動きをしっかり見てそれを瞬時に咀嚼して理解し、どんどん走り方で調整していくスキルがありました。
僕はと言えば、ひたすら無我夢中で走らせるだけで、車がどう言う挙動を出して、どんな時乱れるのか?はほぼ運任せ…一緒に走っている時に指摘されなければわからないほどテンパって居ました。
シメケンさん至っては、もう余裕の走行で時折ペースを落として走るくらいの余裕があり、も全然敵わないと言った感じでしたが、それでもTC-01のフォーミュラEボディでここまで走れるようになったのは一定の自信につながりました。
何はともあれ、楽しい走り納めとなりました。
RC合宿で初めましてのワタルTVさんと・・・
12月28・29日でシメケンさんとRC合宿へ行ってきました。
28日は、京都からサミュエルさんが掛川サーキットへ走りに来るという事だったので、掛川サーキットに行ってきました。「最近TC-01を購入したがマシンが走らない」とお悩みのサミュエルさん。早速マシンを見せてもらいましたが、僕の感想としては色々と凄いことになっていて、心を鬼にして壊れてる判定をさせて頂きましたw
今は色々な情報が簡単に手に入る時代ですが、情報はしっかりと咀嚼して理解したうえで、自分のマシンに必要なセットアップか?を考え採用する必要があると思いますが、サミュエルさんを含め多くの方が理解できているようで理解できていないという事例を多く見かけます。
しかし、一つ一つ丁寧に説明をさせて頂き、何がダメだったのかを理解してもらったようなので、年末に組みなおして新年を迎えると力強く仰っていたので心を鬼にした甲斐がありました。
この日の掛川サーキットは、年内最後の営業という事でしたが平日営業という事もあり利用者が少なく走りやすい一日となりましたが、エンジンRCカーと混走なのに加えコースがフルコースという事でタミチャレ仕様の電動RCカーには少々持て余す状況ではありました。
その日の夜は掛川に一泊という事で、シメケンさんと居酒屋で久しぶりのお酒をたしなみながらRC談議に花を咲かせました。
翌29日は、タミヤサーキットへ。ちょっと早めの8時20分に到着しましたが、すでに10名以上の方が入口に並んでいました。その中にはワタルTVのワタルさんもいらして、僕が車を降りると、キラキラした目をして手を振ってくださいましたw
「シメケンさんとなべっちさんが来るっていうから来ちゃいました」と少年のように話すワタルさんの行動力凄いなと感心するとともに、初めましてなのに一瞬で打ち解け、ずいぶん前から友達同士だったかのように接し接してもらえた事が嬉しかったです。
動画はワタルさんのチャンネルの方で上がると思いますのでお楽しみに!
僕も少しだけ動画を撮らせてもらったのでワタルさんの動画が上がったらアップしたいと思います。
でもって、夕食もご一緒し沢山話をしましたが、充電器はアイチャージャーのS6が最強だという意見でお互い納得しましたw
2021年、買ってよかったランキングベスト5
今年も終わりが近づいてきたという事で、2021年に様々購入したRCパーツの中からベスト5を紹介させて頂きました。色々購入したので悩みましたが、動画内で紹介した5品に厳選させて頂きました。
動画をご覧になっていない方は、動画を是非ご覧ください。
さて、今回5位に選ばせて頂きましたのは、MUGENのライドハイトゲージです。他にはイーグル模型からも同じ機構の車高ゲージ(ライドハイトゲージ)が販売されていて、こちらは1000円ちょっとで購入できる安価なものですが、僕が使用しているのは5000円程するMUGEN製のライドハイトゲージとなります。
イーグル模型から販売している安いものでも、その便利さは体感できますので、一度使ってみたいという方は、試しに買ってみるというのも良いかもしれません。
4位にはHUDYのセットアップシステムを選びました。こちらはもう少し上位でも良かったのでは?と思うくらい便利に使っているのですが、正直な話セットアップシステムでなくても良かったかな?と思っているので4位としました。
しかし、セッティングゲージとしてはやはりピカイチの性能と信頼性があります。このゲージによって車のアライメントが担保されていると言っても過言ではありません。
HUDYは高価で手が出ないという方は、G-FORCEのセットアップゲージ+HUDYのアクリルのトーゲージを使いで購入すると精度が増しますのでお勧めです。
3位には、Colemanのツーウエイキャプテンチェアを選びました。動画内でも紹介しましたが、掛川サーキットでのレースの際に用意しなければならない、テーブルとイスをなるべく作業性の良い物を探してたどり着きました。
これには本当に満足していて、作業のしやすさや座り心地。そして持ち運んで軽いという点において満足度の高いアイテムです。座面が広く、生地が平らに張られているのでどこにでも座る事ができ、作業ポジションが作りやすい所が気に入っています。
2位は、AWANFIのポータブル電源です。こちらは14万mlAという大容量で12vのDCソケットもついている優れもの。DC電源から充電器の電気を取っている僕としては、一つ安定化電源を挟まなくて良いという点が気に入っています。
アマゾンで購入すると7000円オフクーポンが付いてくるので、このクラスのポータブル電源が実質3万円弱で購入できるというのも価格的にとても魅力です。
1位は、HUDYのRC用キャリングバッグです。RC用のバッグが欲しく、悩みに悩んだ末に選んだバッグです。使い勝手や大きさなど色々な意見があると思いますが、僕は2021年に購入していらい一番大活躍してくれているアイテムです。
大きな1つのバッグにまとめて詰め込むよりも、小さめのバッグ2つに分けて持ち運んだほうが便利な場面も多いかもしれませんが、遠くへの遠征など考えた際に1パックにできた方が便利が良いかな?と考えたのと、バッグの強度もほしかったのでHUDYのキャリングバッグを選びました。
さて皆さんは、この1年どんなものを購入し、どのアイテムが満足度の高いアイテムとなったでしょうか?そんなことを振り返って、来年購入する参考にしてみるのもいいかもしれませんね!
日曜練習(12/26)ボールデフの新しいアイデア
12月26日のRCカー練習。
朝から強風が吹き荒れる中、練習してきました。いつも一緒に走って頂いている常連さん達は、強風による寒さで帰ってしまい。週末にも関わらずソロ練習となってしまいました。
話は飛びますが、前回の平日練習をしながらデフの事を考えていました。機構だったり作動だったり作動制限だったり・・・デフの役割は様々だと思うのですが、メリットを取る為に性能低下に目を瞑っている部分もあり、動作の理想と現実について考えていました。
多少デメリットを承知でも、メリットの方が大きければそれは性能向上と言っていいわけで、それはそれで一つの正解である訳なのですが、デメリットになる部分がある以上そのデメリットをなるべく最小限に抑えたいわけです。
そのために、組み方や使う部品にこだわるわけです。
しかし、タミグラに出場するという事は使える道具に制限がありますので、その中でできるアイデアにどうやってたどり着くか?気づくか?が武器になるのだと理解しています。
前置きが長くなりました。(前置きなので詳しいことには触れていません)
そんな時に思いついた少し工夫をしたボールデフ。ネットで調べてみると、他にも実践されている方が居たのでそちらの動画をご紹介します。
カーリーRCチャンネルさんのYoutubeチャンネルです。
内容は、ボールデフのベアリングをメタルに交換して、従来ベアリングが挿入されている箇所にもLSD効果を発生させて、LSD効果を高めるという内容です。
これは僕が思いついた方法にとても似ていて、「やはり同じような事を考える方もいらっしゃるんだ」という事にワクワクしました。実際は全く同じではないのですが、内容としてはほぼ一緒です。
ベアリングをメタルに交換するのも効果があると思いますし、850ベアリングの中にボールデフグリスを挿入するのも効果があると想像します。これらの方法はLSD効果の調整として使えるんじゃないか?と考えたわけです。
そして今回実際にそれらの仕様を変えたボールデフを作って来たのでその検証をしました。幸いなことに僕は今TB04アルミボールデフを3個所有していましたので、それぞれ調整を加えたボールデフを試し、どれが良さそうか?という検証を行う事ができました。
前回感触の良かった5000番のギアデフをベースに、その違いを試します。
説明書通りに組んだボールデフと5000番のボールデフは前回に検証した通り、5000番では若干リアグリップがナーバスで、ベストタイムは出しやすいがアベレージをまとめるのがボールデフに比べて難しいという結果でした。反対にボールデフは、しっかりした安定感とグリップ感があるものの、加速や出足が若干プアに感じ接戦状態で勝負がかけづらいが、安定したラップが刻みやすいというメリットがありました。
そして今回試したボールデフの中で、「これは!」と思うボールデフがありました。
それは、850ベアリングをメタルに交換したボールデフ。基本はカーリーRCチャンネルさんでご紹介されているのと同じですが、少しだけアレンジしました。文章で説明するのが難しいので今回は割愛しますが、また機会があれば動画等々で紹介したいと思います。(需要があれば・・・)
感触としては、5000番のギアデフと規定通りに組んだボールデフの丁度中間という感じで、痒い所に手が届く丁度いい塩梅でした。僕個人的には、これに勝るデフはなかなか無いのでは?と感じました。
加速感やアクセルONへの反応が向上し、かつ4輪のグリップが安定しており、アクセルオフ時のフリーな回転(転がり)感だったり、コーナー進入時のコンロロール性など、全てにおいて満足のいく結果となりました。
そんなわけで、今回は風速7m~10mという予報の中、頑張ってテストと練習をしてきました。というご報告でした。
TA08にも使えると思うので、今度試したいと思います。
木曜練習(ギアデフを試す)
今日は平日練習へ。いつもはシメケンさんとヨネさんと3人か、2人のうちどちらかと2人で練習しているんだけど、今回は久しぶりにソロ。
昨晩一生懸命組んだリア用のギアデフを持って色々試してみる。そもそも今までは、あまりギアデフを使わなかった事もあり、かなりの時間をかけて調整を繰り返して3000番と5000番のギアデフを組んだ。
5000番の方は幾度となく調整を繰り返しながら組み替えたが、どうも金属ベベルギアのコリコリした感触が取れず、ある程度のところで良しとした。慣らせばスムースになるかもしれないし・・・
ひいき目抜きにして良いギアデフが組めた。走らせるのが楽しみ。
まずは3000番のギアデフを試したが、これはイマイチ・・・。と言うと語弊がある。実際よく走るのだけど、ボールデフと大差なく期待したような結果が得られなかった。これだったら軽量でオイルの管理が必要のないボールデフの方が良い。
次に5000番のギアデフ。こちらは好感触!立ちあがり加速が速くなり、走らせていて楽しい。立ち上がりでリアが出る事もなく、スコーンと加速する感じが気持ち良く走りにメリハリが出た感がある。
ただ、初めてのコースや慣れていないコースでは少し運転が難しくなるかもしれないとも感じる。ボールデフはいい意味でそういった尖った部分を曖昧にして、4輪がしっかりと路面をとらえるような安心感とグリップ感がある。
結果的には、3種類のリアデフはそれぞれにいい点があり甲乙つけがたい。要するにどれが速いか?ではなく時と場合によってチョイスするセッティングパーツなんだ。という事が理解でき、有意義な一日だった。
TC-01のレース用ボールデフを組む
TC-01用のアルミボールデフを新しく組みました。
今回組んだボールデフは、タミヤグランプリで開催されるタミチャレEクラスに参加する時に使用する本番用のボールデフです。
なので、レギュレーションに準じてグリス類はタミヤ製を使用して組んでいます。
新しく本番用を組んだ理由としては、練習用のボールデフに不具合が出た為に、今まで使っていた本番用を練習用に下ろすためです。
練習用として使用していたボールデフは、レンタル用としてどなたかボールデフを使ってみたいと思っている方にお貸して、ボールデフを体験してもらえたら良いなと思っています。
さて、ボールデフのお話を少し・・・
動画内でもお話ししましたが、今回はスラストベアリング部に使用するモリブデン系グリスにVGグリスを使用しました。理由については先に書いた通りです。
しかし、個人的にはこのVGグリスが好きではありません。
理由としては、ボールデフのメンテナンスサイクルが短くなるからです。やっぱり長持ちするボールデフを作るなら、スラストベアリング部のグリスはブラックグリスが秀逸だと思うのです。
しかしタミヤグランプリで使用する事を目的に組むのが前提ですので今回はVGグリスを使用しています。
僕が使用して感じている点としては、VGのスラストベアリンググリスはベアリングに対しての維持力と言いますか、グリス切れを起こすリスクは少ないと感じますが、粘性が高く劣化すると粘性が増す傾向にあると思います。なので、しばらく使用しているとスラストベアリングの動きが悪くなる感じがしています。フレッシュな時は良いのですけどね・・・
タミヤのモリブデングリスは、柔らかく抵抗感なく組むことができるのですが、しばらくすると成分が分離してしまい、粘性の弱いオイルがモリブデングリスを流してしまいグリス切れを起こしやすく、やはり長持ちしません。
ボールデフの寿命というか長持ちするかしないかに何故こだわるのか?という点については、オーバーホール(OH)時に交換するパーツが多く、OH費用を少なく抑えたいという狙いがあります。
基本的にボールデフのOH時に使いまわしできる部品は少ないと考えます。理由としては、ボールの摩耗については、目視を含め判断する事が難しいため毎回交換をしている。リングギアについても、ボールとリングギア部の摩耗についての判断ができない為交換をしている。スラストベアリングのボールについても同じ。ボールデフスプリングについても、状態の判断ができない為新品交換。
プレートに関しては、傷の入り具合を見て交換時期を判断する事ができますし、裏表の利用ができるので判断して交換する事ができます。
以上の事からOH毎にボール類・リングギア・スプリングの4点は新品交換するとなるとOH費用もそれなりにかかる訳なので、OHサイクルはなるべく減らしたいと考えます。
それに、ボールデフのメンテナンスって面倒ですしね・・・
なので本番用と練習用も分けているという訳です。
ボールデフの機能的な構造やどこがどう作用してLSD効果を生み出しているか?など詳しいことが知りたい方は是非マイティーノッキーさんのボールデフ解説の動画をご覧くださいませ。